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迫力満点の水量がまるで「男の涙」のような「湯の華の滝」

男の涙 知床遊覧船から見る自然手つかずの自然が数多く残る「知床半島」
オホーツク海の断崖の間から、山々の雨や雪が地下水となって吹き出し、滝となって水飛沫が舞う「男の涙
こちらも大自然を感じられる場所の一つとなっています。

「男の涙」という名は通称です。由来は、すぐ近くにあるフレペの滝(別名:乙女の涙)と比べると季節によっては水量が多く豪快に流れているからだとか、また海の上からしか見ることができないため人目を避けて泣く男のようだとか、諸説あるそうです。

陸路で向かう「男の涙」(ガイド付き)

 

少し前までは陸路からも見ることができたそうですが、今は遊覧船やクルーザーに乗り海上から見るのが一般的となっています。陸路で向かうにはヒグマが出没する場所を通らなければならなかったり、散策路がないため道筋が不明瞭な山道を歩くことになったりと、危険も伴うのでガイドさんなどの詳しい方の同行が必要です。

 

山林に入るとはじめは踏み固められた散策路があるため比較的気軽に歩くことができます。

続いて、腰から胸くらいまである草むらの中を進みます。平坦な道もあれば、アップダウンが多い道もあります。背丈のある木に囲まれた森を進む場所もあれば、木はなく背丈のある草だけの見通しがよい場所もあります。

 

散策途中では、国立公園のため倒木が撤去されずにそのまま残っていたり、野生動物が身近にいる証があったりと、自然の営みを数多く感じることができます。

自然豊富な散策ルートを抜ければ、海岸線の断崖の上へ到着です。断崖はかなり高さがあるので海岸線まで下りることは危険です。草木の緑色と真っ青に澄み切ったオホーツク海のコントラストがとても美しいです。

この入り江の崖に、「男の涙」があります。

クルージングで楽しむ「男の涙」

知床半島には、海岸線が断崖絶壁になっている箇所が数多くあります。だからこそ断崖にギリギリまで近づき見ることができる小型船のクルージングは迫力満点です。
船でフレペの滝から1分ほどで見られる「男の涙」ですが、すぐ近くにある「フレぺの滝(別名:乙女の涙)」と比較すると水量が対象的でこれもまた楽しみ方の一つになります。

また、滝に太陽の光があたるとまるでオーロラのようにゆらゆらと揺れる虹が現れることがあり、またの名を「虹の滝」と呼ぶ人もいるくらい美しい光景に出会えます。

 

information

 

名称:湯の華の滝

別名:男の涙

住所:北海道斜里郡斜里町 知床国立公園内
TEL:0152-24-2639(知床観光案内所)
料金:見学自由

フレペの滝。しとしと流れ落ちる「乙女の涙」

フレぺの滝を知床遊覧船から見る

 

フレペの滝とは、高さ約100mにもなる切り立った断崖の途中から、山々で流れ集まってきた雨や雪が地下水となって染み出し、そのままオホーツク海へと流れ落ちる滝です。通年水量が少ないため、シトシトと水が流れ落ちるその様子から別名「乙女の涙」とも呼ばれます。そんなフレペの滝は知床八景の一景に数えられ、世界自然遺産知床を代表する名所となっています。

 

知床自然センター~フレペの滝の展望台までの道のり

 

知床自然センターから歩いてフレペの滝の展望台まで向かうには、遊歩道があり、こちらは片道約1kmほどで時間にして約20分の道のりです

前半は開拓時代の名残がいまだ残る、こちらも中々雰囲気のある森を通ります。少し坂道が続くので、森の雰囲気を楽しみつつ自分のペースでゆったりと歩くのをオススメします。

のちに断崖が近づいてくると、入り江からの強風で木々の成長が妨げられた草原へと抜けます。風がない日は草を食べに来たエゾシカの群れに出会える場所です。

チカポイ岬にある展望台からは、滝が流れ落ちる広大なオホーツク海が一望できたり、その背後には半島を創り出す知床連山を見渡すことができます。知床半島らしさをたっぷり味わえる壮大な景観と、あらゆる自然(森・草原・断崖など)を一気に感じることが出来ます。

 

船から望むフレペの滝

 

フレペの滝は、絶崖から流れ落ちているため迫力満点。船で近くから見るとより一層その雰囲気を感じることができます。そして、そのすぐ横にも滝があるのですが、こちらはフレペの滝よりも水量が多く「男の涙」とも呼ばれています。乙女の涙との比較をしてみるのも楽しみ方の一つですよ。

ちなみに、このエリアでもエゾシカやヒグマが活発に動いている様子を見ることができますので、探してみてくださいね。

 

information

名称:フレペの滝
エリア:ウトロ
電話:知床斜里町観光協会(0152-22-2125)
利用期間:通年
交通:知床自然センターから(片道)徒歩20分程度
駐車場:あり(知床自然センターをご利用ください)
トイレ:あり(知床自然センターをご利用ください)

知床八景の一つに数えられ夕陽の名所でも知られるプユニ岬とは

プユニ岬 知床遊覧船から見える自然プユニ岬は、ウトロから知床自然センターへ向かう途中の上り坂にある絶景と夕陽の名所です。オホーツクの美しい海岸線やウトロ港が一望できたり、はるか遠くに阿寒摩周国立公園の山を見渡すこともできます。
冬はオホーツク海で最も早く流氷を見ることができるポイントです。

このプユニ岬という名の由来は、アイヌ語で「穴がある場所」という意味だそうです。

プユニ岬へ向かう道

 

プユニ岬の先端部分には道路がないので、訪れることはできませんが、先端から約700m離れた場所にプユニ岬展望台があります。明確にプユニ岬展望台という場所はなく、知床国道(国道334号)沿いにある標高約95mの見晴橋あたりがプユニ岬展望台と呼ばれています。ここからウトロ港やオホーツク海が一望でき、オロンコ岩やゴジラ岩もスッポリ画面に収まるビュースポットです。夕陽の名所として知られ、訪れる人がたくさんいます。流氷が一面に広がる冬の景色も壮観です。駐車場は無く、道路往来が激しく、カーブで見通しが悪いので、路駐は危ないかもしれません。使われていない橋があるので、そこに車を停めると良さそうです。入場無料。

 

 観光船から見た景色

 

プユニ岬は流氷の最初の接岸地ですし、水平線に沈む夕陽の名所として知られます。流氷が訪れる様はとても美しいと評判なので、そんな名スポットを船の上から眺めるなんて贅沢なひと時ですよね。
実際、ここからの眺望は知床八景の一つに数えられているほどです。

この辺はエゾシカが闊歩していたり、バックにはオオジロワシが優雅に飛び交う様子が見ることも出来ます。また、その中でも夕陽が沈む時間帯が特に美しく、海や岬がきれいなオレンジ色に染まり、そしてキラキラと輝きます。

 

information

 

名称 プユニ岬
住所 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村字岩尾別
電話0152-22-2125
アクセス
公共交通機関→JR知床斜里駅(斜里バスターミナル)より路線バスで約70分、「知床自然センター」停留所で下車、そこから徒歩約15分
車→JR知床斜里駅より国道334号線を経由して45分、駐車場無し※知床自然センターの駐車場利用(無料)が可能